懐かしいと思う為に

いつか見るときのために。

寝坊

 今日はバイト。昨日寝るのが遅くて寝坊してしまった。13時30分からバイトなのに14時に起きちゃった。びっくりした。電話掛かってきてた。全然気付かなくて起きて携帯の時計見たときにうっわーってなった。しょうがない。

 バイト中転勤した社員さんが来てた。あんまり喋れなかったのだけれども、久しぶりだったな。私服姿は可愛いと思う。どっちかって言うと綺麗なのかな。

 美容部員さんが長野の上高地に行ってきたみたいで、お土産を貰ったんだ。河童橋って書いてあって、芥川龍之介の河童を思い出したんだ。どんな話だったか思い出そうと、青空文庫でちょろちょろっと読むつもりで開いたら、結構面白くてバイト中暇を見つけては読んじゃってた。河童を読んでた当時は芥川とか、太宰とか夏目とか、そういう少し昔の人たちの文章って凄く読みにくかったイメージだったのだけれども、以外にもそんな事はなくて、少し古い小説に慣れたってことなのかな。これも成長だね。

 夏目漱石といえば、大学に入ってからこころを読んだ時、こんな面白い小説を高校で学べるなんて、素晴らしいなって思ったんだ。僕は高校で全然勉強をしていなかったから、こころを勉強している時は勿論寝ていたのだけれども、勿体無かったな。

 成長したといっても、そんなに多くの作品は読んでなくて、色々読んでみたいなって思うのだけれども、なかなか読む気になれなくて。暇だっていっつも言っているのだけれども、やろうと思ったら時間なんて足りないんだな。

 バイトから帰ってきたらでっかい荷物があった。兄が帰ってきてるみたい。お盆だね。ちなみに僕は上に姉、兄がいて、末っ子の僕です。姉は実家の近くに、兄は東北の方に居ます。だから姉はちょくちょく帰ってくるけど、兄はあんまり帰ってこない。といっても、兄が家を出てから1年くらいしかたってないのだけれども。

 

 僕はいつ家を出ようか。就職先の本社は名古屋だから、家から通えるんだ。配属先はまだ分からないけれども、おそらく本社になると思う。だから1年くらいは家にいてお金を貯めた方がいいのだろうけれども、お金が貯まったら家を出るって、具体的にはどのくらいなのだろう。結局、お金が貯まったら、お金が貯まったらと言って、それを逃げ道にして出て行かないのではないかと思ってしまう。3年目くらいになれば給料も少し増えて、一人暮らしに余裕が出来るのかもしれない。それまで待つのだろうか。だったら社会に出ると同時に、家を出た方がいいのではないだろうか。周りの働いてる人に聞くと、しばらくは家に居た方が良いって言う意見が多い。しばらくっていつなんだろう。

 僕は朝が弱くて、寝坊を人より多くしていると思う。だから一人暮らしをしない方がいいのか。いつかは朝が弱い事を、どうにかしなければならないと思う。でもそれは自分次第でなんとかなるんじゃないかなって思ってるんだ。だから寝坊と一人暮らしをするしないは別のことだと思ってるんだ。勿論、寝坊しないって言うのは大事なことだけどね。

 こんなことを言っていると一人暮らしを反対されているのかと思うかもしれないけれど、そんな事はなくて、ただ単純に、いつ家を出ようっていう考えが頭の中にずっとあるからなんだ。それで日記を書いていて、丁度思い出したから書いたって言う感じ。僕って何でか、反対されること少ないんだ。末っ子だからかな。