懐かしいと思う為に

いつか見るときのために。

 寝る時間が早かったり遅かったりで、寝る前にちょっと日記を書くっていうのが出来なくなってきた。やらなくなってきたってだけなのかもしれないけれども。
最近は秋っぽくなってきて、夏の暑さを懐かしみつつ、新しくやって来た秋の涼しさも嬉しく思う。外に出易い気温に、何処かに行きたいなって思うのだけれども、相変わらず引き篭もってる。でも通学は面白い。涼しくて、空が綺麗。
 なんだかんだで、四季全てが好きなのかも知れない。春や秋は過ごしやすい。春は少しずつ暖かくなっていく所が好き。秋は紅葉が綺麗。夏はセミの声、入道雲、どこか賑わう雰囲気。冬はみんなの服装がお洒落になっていく。他にも色々と好きなところがあると思うのだけれども、ぱっと思いつくものはこんな感じかな。嫌いなところもたくさんあると思うけどね。嫌いなところを見ても仕方がないよね。

 月曜日、夏休みが終わってから初めて、好きだった人と会った。多分同じ講義を受けてたんだろう。前期が始まる前に見せてもらって、少し同じものを取ったから。しっかり目が合って、向こうもこっちも気付いた感じだったのだけれども、何も言わずに逃げるように帰っちゃった。そのせいか、帰りに車を運転しながら色んなことを考えてた。もうどうしようもない感傷ばかりなのだけれども、これから同じ事をしないように。綺麗な秋の夕暮れを見ながら田んぼ道を普段通り走る。とりとめのない考えが右から左へ流れていく。どうしようもないとはわかっているのだけれども、ぐるぐると色々考える事が好きで、考え続ける。綺麗な空。涼しくなってきて、秋を感じる。
 会いに行こうと決めたのに、まだ会いに行ってなかったり。違う件で、会いに行っても、言いたいことを言えなかったり。そういう事をふと思い出して、成長してないなって思ってしまう。そして後悔。後悔するだけ。何も変わらない。

 変わる事を受け入れる勇気がない。多分僕は、全てにおいてこれが言えるのだと思う。例えば、好きな人に告白をするということ。恋人になりたいと思っても、もし失敗したらどういう関係になるのだろうとか、そんなことを考えてしまう。変わる事が怖い。今のままがいい。見えてる今から、変わるという見えない事が恐ろしい。でも変わらなきゃね。大学に入ってからそう思うようになってきて、高校の頃の自分よりは色々な事に積極的になったとは思う。まだまだだけどね。